大阪に支店を出すのですが06電話番号を安くレンタルしたいです
弊社は東京から事業を始め、ありがたいことに業績も伸びています。そのため、さらなる飛躍を求めて、関西に展開するために大阪にて支店を出すことになりました。新しく拠点を開設する場合、思っている以上にやらなくてはいけないこともありあわただしい毎日を送っています。例えば、会社の電話番号を取得するのも一つなのですが、大阪は「06」から始まる電話番号になるため、発着信できるような電話機の用意も必要になります。とはいえ、支店を作ってすぐは準備も多いため、できるだけ安くレンタルできるのが希望です。
■大阪の06の電話番号とは
06の番号は大阪府の市外局番になり、固定電話もしくはIP電話などの一般的な加入電話に対して割り当てられているものです。他の地域からはそこまでではないかもしれませんが、やっぱり06の番号からかかってくると、地元の固定電話を持っているきちんとした会社からというポジティブなイメージを持ってもらいやすくなります。
今は、いろいろな電話番号があるからこそ「見かけない電話番号=詐欺のリスクもある!?」と考えてしまうことも少なくありません。安易に出てしまえば、営業やトラブルの原因となってしまうこともあります。その点、06は昔からある番号だからこそ信頼できると考える人も多いようです。
特に、今まで大阪では事業を展開してきていない当社のようなケースでは、まだ名前も知られていない会社です。知らない電話番号からかかってくれば、インターネットを使って確認することも多いでしょう。
そこで見かけない番号からかかってくれば、営業や詐欺を疑われてしまってもおかしくないのです。大阪で事業を展開するためには06がいかに大切かわかります。
■大阪で06の番号を取得するとどんなメリットがあるの?
06の電話番号でなければ、今はネットで電話番号を取得することも簡単にできます。特にこだわりがない企業であればそれでもいいのかもしれません。弊社は、大阪を拠点に今後は九州にも展開を考えており、そのための起点となる重要な支店です。大阪で開業したことで失敗したと言われることのないように、06の番号を重視する必要があると感じました。06の番号を取得したことで、どのようなメリットがあるのか説明します。
・大阪での信頼性向上に繋がる
大阪で支店を作るということは、地域の人にも認知される必要があります。昔から「固定電話を持っている会社は信頼できる」というイメージができていることもあり、取引先だけでなく顧客にとっても安心感に繋がる部分だと思います。会社にとって信頼は何よりも重要なことになりますし、固定電話があることで「実在する会社」であるというアピールにも繋がります。顧客側にとっても、何かあったときに「突然連絡がとれなくなる」ような信頼できない会社に任せるのは不安に思うものです。そもそも顔も見えない相手だと「本ように実在しているの?」と不安に思われてしまっては、購買意欲の低下にも繋がりかねません。支店を作るうえで大切にしている地域に根差したサービスである企業をアピールするためにも、顧客にとっても身近な存在にあり信用できることをアピールすることは大きなメリットになるのです。
・銀行からの評価も高くなる
これは企業側のメリットになるのですが、支店を作るうえで銀行からの融資をうけることもありますし、銀行口座を開設する必要も出てきます。今までの実績はもちろんですが、ビジネスにおいて固定電話を使用しているかどうかが、社会的な信頼にも大きく関わってきます。そのため、大阪で新しく銀行口座を用意したいと思っても「固定電話がないとできません」と断られてしまうことも考えられるのです。思うように融資が受けられなくなってしまうなど、審査に落ちてしまうことも考えられます。固定電話があることで、銀行からの評価も高くなり、融資などビジネスにおいてスムーズに進められる点もメリットです。実際に固定電話がなく断られてしまい苦労している人も少なくありません。
・社員のモチベーションアップに繋がる
意外なメリットだと思ったのが「06」の電話番号を使っていることによって、社員のモチベーションアップに繋がりやすくなる点です。社員のなかには自社の電話番号を顧客に伝えるときに「0120」や「0800」のような番号だと、伝えにくいと感じてしまうこともあります。顧客宛てに電話をしたときも留守電に入れないと、誰からの電話かわからないといわれてしまい、出てもらえなくて困ったなんて話を聞くこともあります。新しく作る支店では、同時スタートで新人さんも多くいます。電話に出てもらえない状況が続けば、社員のモチベーションも下がってしまいますし「この電話番号だと仕方ないよね」と言われることもなくなります。また、06のような電話は、総務省のルールがあり一定以上の音質になるように維持されています。基準をクリアしないと使えないため通話品質が高い点もメリットとしてあげられると思います。
■06の電話を取得するとデメリットはあるの?
06の電話を取得することによって、デメリットはあるのか?これも気になる部分になるかと思います。企業によっても変わってくるのですが、実際に私が感じたデメリットの部分は以下のようなケースとなります。
・用意するまでが面倒に感じる
06の電話を取得しようと思っても、どこに依頼したらいいのか、できるだけ安く抑えるにはどんなプランがあるのかなど調べたうえで、社内で話し合い契約の流れに進んでいきます。06の番号を用意して実際に使えるようにするまでに、固定電話ほどではないもののやらなくてはいけないこともたくさんあります。用意するまでに面倒に感じることも多いからこそ、時間のやりくりが大変だと感じてしまいます。また、導入するためにはコストもかかりますし、ときには保守点検などの維持費についても考えなくてはいけません。ランニングコストの負担が大きくなってしまうと、安く06の電話番号を取得できたとは言えません。また、使用した量や契約の内容によっても通話料が発生する点は注意が必要です。
・電話対応を用意するコストもかかる
06の電話回線を引いたあとに、実際に誰が対応するのか?電話のノウハウを教える研修などの一定以上のコストもかかってきます。06の取得方法が固定電話になると、アナログ回線が繋がった電話機のある場所でしか使えません。そのため、会社にかかってくる電話に出るために、オフィスに出社しなくてはいけなくなることもあります。テレワークにしても同じことで、コストをかけなくてはいけなくなってしまいます。06の電話に限ったことではないのですが、固定電話であればよりコストの負担が大きくなってしまう点はデメリットとしてあげられると思います。
■06の電話番号を安く取得するためにやってよかったこと
06の電話番号を安く取得したいと考えていたので、弊社ではまず相見積もりをとり、少しでも負担が減らせる依頼先を探しました。一時的なものではなく、長い目で見て使うものですし、できるだけコストを下げられることに越したことはないと思ったのもあります。見積もりをもらったときに丁寧な対応をしてくれるかどうか、コストの相談にのってくれるかどうかなどを考慮しつつ、06の電話番号を取得するようにしました。やってよかったと思えますし、今も納得して06の電話番号を使えています。

