電話対応は声をお客様に届けるツールです。
日々電話対応をしていると、電話対応での言葉遣いが
いかに大切かを実感することが多々あります。
電話対応では言葉遣いだけでなく、声のトーンや話し方なども
お客様に与える印象を決める上でとても重要なものです。
電話中の態度や姿勢の乱れは、その姿が相手に見えていないとしても
声のトーンなどで自然と伝わってしまいます。

電話対応を行う上では、自分を客観的に見られるかどうかが
とても大切なことだと感じます。
例えば電話口でしっかりと笑顔が作れているのかどうか、
姿勢はまっすぐになっているかをチェックするようにしたいものです。
電話対応を専門職にしている会社などなどは、
電話中の自分の表情や姿勢をチェックするために、
電話の横に鏡を置いて電話対応を行っているそうです。

鏡を見ることは自分を客観的に見ることにもつながり、
緊張を一時的に和らげる効果があると言われています。
これをメタ認知といい、脳科学でも実証されているもので
スポーツ選手などもこの方法を取り入れているそうです。
電話で緊張してしまうときは、このメタ認知を上手に使うと
落ち着いた気持ちで対応できると思います。