電話がかかってきた時に3コール以内で取ることは、
基本中の基本となるビジネスマナーの1つです。
しかし、別の作業をしている時や、たまたま電話から離れていたときに
電話が鳴って、3コール以内に間に合わなくなってしまうことがあります。
しかし、どうして電話は3コールと言われているのか、
意外と知らない人も多いと思います。

先日、上司から教えていただいたのですが、
人間は10秒以上の電話の呼び出し音を聞くと
「待たされている」と感じてしまうのだそうです。
特に急いでいるお客様などは、5コール以上になると
苛立ちを感じてしまうこともあるそうです。
人間の心理的なものによって、1コールが3秒になりますので、
その壁をこえないように3コール以内と決められているのだそうです。

例えば大事な商談の電話だったらどうでしょう？
せっかくのビジネスチャンスを逃してしまうかもしれません。

もし、3コール以上になってしまった時は
電話内容はメモを取って、お客様に手間がかからないようにすることも大切です。
また、電話中の保留時間を長く取ってしまうのも避けたほうがよいでしょう。

電話対応のルールには意味があることを実感し、とても勉強になりました。