電話が苦手な人に限って、ついつい早口になってしまいがちです。
苦手な電話を早く切りたいと思ってしまうと、無意識に早口で話してしまったり
呼吸が上がってしまうことがあります。
また、つい余計なことを話してしまって、相手を怒らせてしまうことも。
電話が苦手な人ほど、ゆっくりと話すことを意識するだけで、
電話の失敗が少なくなるようです。

人間はゆっくり話すと自然と呼吸が整い、自律神経が整うことがわかっています。
電話に集中して周りの声が聞こえなくなってしまう人も、
周囲を見渡すぐらいの余裕が生まれます。
語感も刺激されますので言葉を選びながら話せるようになり、
ついうっかり余計な話をしてしまうこともなくなるようです。

また、ゆっくりと話すことで身体の隅々まで血液が流れるようになるので、
最高のパフォーマンスが発揮できるようになるものです。
自分が早口になっているか、ゆっくりと話せているかは意外と気付けないものです。
そんな時は、自分が電話対応している近くで上司や先輩などに聞いてもらい、
口調が早くなっていたかどうかを確認してもらうのがよいかもしれません。

なんにでも慌ててしまいがちな人には試してほしい、ゆっくりと話す電話の重要性を
改めて実感すれば電話の質の向上にも繋がると感じました。