今年は各地で厳しい残暑が続く中、水不足が深刻になってきているようです。
１都５県の生活用水などに使用されている利根川水系の８つのダムの貯水量が下がり、
関東で１１年ぶりに渇水対策本部が設置されました。

群馬県の矢木沢ダムでは貯水率が５パーセント、同じ群馬県の草木ダムでは貯水率が
３８パーセントといった状況です。
東京都の水源７４パーセントを利根川水系に依存しているという８つのダムの貯水率は
４０パーセントを下回り、過去３番目に低い貯水率となってしまいました。
すでに取水制限が始まっているところもあるそうです。
取水制限とは水道局が川から取る水を減らすことで、私たちの生活にはすぐに
影響はでないものの深刻となっています。

今年、水不足になってしまった理由は、今年の雨はゲリラ豪雨が多いものの
ピンポイントで降ったためにダム周辺では雨があまり降らなかったという事です。
今年は夏の空気が強いために前線が日本まで下りてこられないため、ここ数日は
渇水状態が続くため節水を心がけなければならないようです。

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